エヴァ、茶々丸、葉加瀬編

「さ迷い続けた暗闇の中、手を伸ばしても指の隙間からすり抜けてゆく、どこへたどり着くのか、誰も解明出来ない私たちの行方、時折、温かいものが頬を伝う、でもそれはすぐに、ただの滴になる、未来を遮る、虚ろな空気から逃れる術を探して、何度出会っても、別れを繰り返す、これが与えられた運命ならば、幾通りもの手段を駆使して必ず見つけ出して見せる、そしていつか何処かで、その光に再び出会えたならば、貴方に会えた証をすべての記憶に刻みつけたい」